いよいよ就職活動も本格化してきました。

今回は、私の失敗談も交えながら就職活動に関するメモを元にシリーズでお話します。

〇内定コレクターのジレンマ

― 内定コレクター

複数の企業から内定をもらっている人のことを指します。

私が学生だった頃も「俺は〇社内定貰っている」と自慢げに話していた人がいました。

人は力を誇示したい生き物です。

就活生については、まさに内定こそが自分の力を示す場でしょう。

確かに内定をたくさんもらえる人は、多くの企業から是非働いてほしいとアプローチされている人のはずなので、能力的に優れた人だと推測できます。

しかし、就活は恋愛と同じです。

相思相愛でなければ、すぐに破局してしまいうでしょう。

さて、複数内定貰っている人のなかで、行きたくない会社の内定をもらっているというケースは何社あるでしょうか。

結論をいうと、行きたいという会社以外を受けるのは無意味です。


行きたくない会社に対して、一生懸命履歴書を書いて遠くに足を運んでまで内定をとりに行く必要はあるのでしょうか?

必ずしもこの就職で人生が決まるというわけではありません。

確かに、最初に入る会社は重要です。私も最初の会社選びの失敗が今に響いています。

しかし、昔みたいな終身雇用という時代は、国際化やAIの発達といった時代の変化とともに終焉が近づいています。

仮に今一番ベストな企業に入れたとしても、10年後・20年後がどうなっているか予想が困難な状態です。

内定をたくさん取るのに躍起になっているほどなら、どんな時代がきたとしても対応できるように、自分をもっと磨くための時間に充てるべきです。

大量に時間がある学生時代とは違い、社会人になると学びたいことがあっても時間の確保が厳しくなります。

意中の企業から1社以上内定貰えている人は、残りの時間を自分がやりたいことに費やしましょう。

大丈夫です、たくさんの会社から内定貰える人は少なくとも劣等感を抱く必要のない人物です。

「時間を活かせる者は人生をも制する者だ」

さて改めまして、将来の成長への投資か一時的な愉悦感、あなたはどちらを選びますか?


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