こちらの記事読んでいただいてますでしょうか?
ここでは、成果は能力や努力だけでなく、覚悟の強さも影響しますよという話をしました。
今日はそこの補足のお話になります。
留学生とか・・・あとは帰国子女とかもそうです。
何かそれを聞いただけでこの人はすごい人、出来る人ではないのかと思いませんか?
これらの人はいずれも海外に学びを得た人です。
今まで住んでいた町から離れて新天地で暮らすとなると、少なからず不安とかを覚えると思います。
でも、その中でも日本語が通じるという面では安心感っていうものも多少あります。
ただ、外国の場合は違います。
言葉も文化も全く違う環境で言葉も思うように通じなければ、その中であらゆる面に気を遣いながら生活していかなければなりません。
やりたい、学びたいという事に対しても最初は上手く打ち込めないかもしれません。
国内で引っ越しするのとは比になりませんよね。
でも、それでも日本に来る人、あるいは海外へ学びに行く人というのは並大抵の覚悟では行動していません。
では、今の大学生、もしくは学生を経験している方に問います。
その学び舎で、将来を決定づける本気の努力をしていますか?もしくはしていましたか?(目的が一貫しているのであれば大丈夫です。)
私も大学経由しているのでわかるのですが、正直なところ学生の5割ぐらいは遊び感覚で通ってます。(私もその中の一人)
残りの5割の人も、本気で学びに来ているかというと微妙です。(勿論何人かは本気だなって人いましたけどね。全体の1割ぐらいですかね。)
留学生の人をたまに見かけていましたが、こんな状況を見てどう思っているのかなと内心いらない不安を抱いてました。
そしてその実感通りなのか、結局その学部とは全く関係ないところに就職するなんてことは嫌と言うほど聞きます。
私なんかは上記の典型例でしょう。工学部から旅行業でしたからね。
だからこそわかります、根本的に間違った大学生活を送ってしまったということを。
何か目的を持って大学にきて努力した結果、別のやりがいを見つけて全く関係ないところに就職したというパターンならあり得ることなので、目的のない就職よりはまだいいのですが――。
できる事なら一度の人生なので、なるべくは進学している時点で、ある程度同じ方向で歩みたいところです。
極論言うと、目的をもって通っている人というのは、何かしら大学生活で学んだことを生かした仕事に最終的に就きます。
もしあなたが大学で学んだことは一切ない、とかどうでもよさそうな内容とかしか出てこないのであれば、ただ大学に人生の休暇を取りに行っただけです。
本当の話なのかは定かではありませんが、ある起業家が東大での公演で、「大学は意味ない」と堂々と公言したと聞きました。
前後の分がないので、いろいろな意味に聞こえるのですが、私が考えるに、
目的のない大学生活は意味ないということではないでしょうか?
将来どうしていきたいかをぼんやりとでも描けている人であれば寄り道があったとしても一定の方向に向いて進んでいきます。
実際に大学通ってみると、そのような人を見つけること自体が難しいぐらいです。(もしかしたら私が違うので見つけれていないだけかもしれませんが)
話を戻しますが、留学生はわざわざ祖国から来日してまで何かを得ようとしています。
就職できたらいいやぐらいの生半可な覚悟は持っているはずがありません。
能力があってもそれをやり遂げる覚悟がなければ大成しません。
もしなんとなくの人生を送っているのであれば、今一度、自分の生きる目的をゆっくり考えて新しい行動をとってはいかがでしょうか?
大学に通う意味について話していますが、これは社会人のあなたにも言えることですよ。
覚悟が変わらなければ、現状を変えるなんてことは不可能なのですから。